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紅茶の種類別効果・効能一覧|毎日飲むメリットとデメリットまとめ

代表的な紅茶の種類と紅茶の健康効果や毎日のむまりっとデメリットまとめ
目次

紅茶に含まれる主な効能・効果

紅茶は身体を温める効果が高く、胃腸も温めるので胃腸が弱い方にもおすすめです。紅茶はカフェインが含まれるので妊婦さんや授乳中の方ははデカフェで楽しむのが良いでしょう。カテキンやテアルビジンなどのポリフェノールも豊富に含まれており、次のような作用があります。

モカ

紅茶に共通するメリットとデメリットをまとめてみたよ!どのような効能・効果があるのか気になる方はチェックしてみてね。

紅茶のの効能・効果メリット5選

抗酸化作用で病気予防とアンチエイジング

紅茶にはタンニンやカテキンなどのポリフェノールが豊富に含まれています。このポリフェノールは体内の活性酸素やフリーラジカルといった有害な物質を抑制し、体の細胞を保護する抗酸化作用があります。

中でも紅茶のタンニンは、抗がん・抗酸化・抗菌の効能を持ち、血糖値低下コレステロール低下、脳卒中のリスク低減、血栓の予防など生活習慣病の予防効果があるため、日常の健康を維持するのにも効果があります。

また、活性酸素はシミやしわなど肌トラブルや老化を引き起こす原因となるため、活性酸素を抑制するポリフェノールは、体の健康と美容、2つを助けてくれます。

活性酸素とは?
活性酸素はストレス、食品添加物、タバコ、過剰な運動、飲酒、不規則な生活、食品添加物、環境ストレス(紫外線、汚染物質)などあらゆる要因が活性酸素が増える原因です。活性酸素が増えることにより、老化によるしみ、シワ、糖尿病や動脈硬化などの生活習慣病、がんなどの病気の原因となります。 

②血行促進・リラックス効果

紅茶に含まれるテアニンには、リラックスの脳波α波を出現させる効果があります。そのためテアニンを摂取することで体の緊張がほぐれ、血行が促進。ストレス緩和、疲労回復の効果があります。

消化促進

タンニンなどの成分が消化を助け、胃腸の働きをサポートするとされています。特に食後に飲むことで、消化を助けることができます。

集中力と注意力の向上

カフェインが含まれており、程よい摂取量では脳の活性化を促します。集中力や注意力を向上させることができたり、眠気やだるさを軽減する効果があります。

カフェインは過剰摂取によって中毒症状を引き起こすため、過剰摂取は注意が必要です。一般的な紅茶の場合、 紅茶1杯に含まれるカフェイン量はコーヒーの約半量ですが、健康な大人であれば1日あたり200mg=紅茶3〜4杯程度であれば問題ないとされています。

⑤ダイエット効果

紅茶に含まれるポリフェノールは、脂肪吸収を抑える効果があり、その他にもカフェインは脂肪の分解促進、利尿作用で老廃物を排出、カテキンは代謝を上げて体脂肪を減らしてくれる効果があります。

紅茶の飲み過ぎによるデメリット3選

紅茶にはポリフェノール、カフェイン、シュウ酸が含まれており、紅茶を飲みすぎるとカフェイン中毒症状などの健康を害することがあります。

①カフェインの影響がある

紅茶にはカフェインが含まれています。カフェインは、神経を興奮させたり、胃酸の分泌を促進させます。他にも

・睡眠の質低下
・頭痛
・動悸
・胃の痛み

などの症状が出る場合があるので注意が必要です。

カフェインは半減するまでに4時間ほどかかり、体外に排出されるのに約8時間とされています。例えば22時に寝る場合、14時以降のカフェイン摂取は控えた方がいい、ということになります。

参考:農林水産省
カフェインの過剰摂取について

②結石の危険

紅茶には「シュウ酸」が含まれています。紅茶の他にも、ほうれん草やさつまいも、チョコレートやナッツ類などの食べ物にも含まれています。

「シュウ酸」は腎臓を通って、尿中へ排出されますが、紅茶を飲みすぎなどによりシュウ酸を多量に摂ってしまうと、人によっては尿路結石や腎結石になる恐れがあります。

特に胃腸に持病がある方は注意しましょう。

シュウ酸は実はカルシウムと結びつきやすい性質をもっていて腎臓の中で結合すると結石になる恐れがあります。結石が気になる場合、飲む前に紅茶のシュウ酸をカルシウムと結合させておけば防げるため、ミルクティーにするのがおすすめです。

代わりに、ミルクティーにすると牛乳のタンパク質によって紅茶に含まれるポリフェノールの作用がなくなります。
ポリフェノールの健康効果得たい場合は、ストレートで適量を飲みましょう。

③鉄分やミネラルの吸収を阻害

紅茶に含まれるタンニンは鉄分の吸収を阻害してしまいます。なので食事中に紅茶(他にコーヒー、緑茶、煎茶なども)を飲むのは避けましょう。( 食事をするときは水にするなど)

タンニンは体内の鉄分と結合して、血液を造るために必要な成分を体の外に排出してしまいます。特に、貧血の人はお茶を控える方が良いです。

紅茶の種類別効能一覧

基本的な紅茶の効果・効能一覧を種類別にまとめました。毎日の気分やライフスタイルで自分に合った紅茶を楽しみましょう

①アールグレイ(Earl Gray)

アールグレイ(Earl Gray)はお茶の産地の呼び名ではなく、イギリスの元首相である「グレイ伯爵」に由来しており、フレーバーティの一種になります。アールグレイはミカン科の植物「ベルガモット」を人の手により茶葉に柑橘系の香りをつけて作られます。

ベースになる茶葉は、ダージリン、ウバ、キーマンなどさまざまで、使う茶葉によって味が微妙に変わります。ミルクティーやレモンティーにもよく合い、香りが高いため、アイスティーにするとより引き立ちます

主な効果・効能一覧
リラックス効果、ストレス緩和、冷え性の緩和、殺菌作用、抗酸化作用(アンチエイジング)、抗炎症
生活習慣病予防 など

ベルガモットに含まれるフラバノンの効能効果
中性脂肪・コレステロール低下作用、消化器系の炎症の改善
など

②アッサム(Assam)

アッサムティーはインドのアッサム地方で栽培されている茶葉になります。紅茶の中で最も味が濃く、甘い香りとコクがあるのが特徴です。ミルクとの相性が良いため、ミルクティーにするのがおすすめ。

主な効果・効能一覧
リラックス効果、殺菌作用、抗酸化作用(アンチエイジング)、生活習慣病予防、骨粗しょう症の予防、デトックス、整腸作用 など

アッサムティーに含まれるテアフラビンは紅茶の中で最も含有量が多く、骨粗しょう症の予防に効果があります。また、デトックスや整腸作用があるタンニンが多く含まれています。

③ダージリン(Darjeeling)

ダージリンは世界三大銘茶の一つで、定番の紅茶です。茶葉はインドの北東部に位置するダージリン地方で収穫されヒマラヤの標高2,000mを超える高地で育ちます。

ダージリンは特有の香りとフルーティーさがあり、「紅茶のシャンパン」とよばれるほど。渋みがありますが、後味が爽やか、透明感のある橙色でストレートで飲むのがおすすめです。渋みが気になる方はミルクティーでも美味しくいただけます。

主な効果・効能一覧
リラックス効果、ストレス軽減、血行促進、殺菌作用、抗酸化作用(アンチエイジング)生活習慣病予防デトックス など

④ウバ (Uva)

あまり聞きなれないかもしれませんが、ウバはダージリン、キーマンとならぶ世界三大銘茶の一つ。原産地であるスリランカ、セイロン島南東部のウバ地方で栽培される茶葉になります。

メントールのようなの爽やかな香りと深いコクが楽しめるのが特徴で紅茶の中でも好き嫌いが分かれます。

光の反射でカップに注いだ時、内側のフチに現れる金色の輪が美しいのも特徴の一つでもあり、「ゴールデンリング」ともよばれ、良質な茶葉ほど顕著にあらわれます。

主な効果・効能一覧
頭痛緩和、抗菌作用、リラックス効果、疲労回復効果、抗酸化作用(アンチエイジング)、利尿作用 など

⑤キーマン (Keemun)

キーマンは世界三大銘茶の一つで、中国の安徽省(あんきしょう)が原産地となる茶葉。収穫シーズンが6月~9月と短いため、ごく少量しか生産されない茶葉になります。良質な茶葉になると価格も高く、シーズンのピークとなる8月に摘まれた茶葉は最高級品に位置付けされ、さらに入手が難しくなっています。

渋みは少ないですが、クセがあるため好みが分かれます。甘みと甘い香り、スモーキーな香りを味わえるのが特徴です。品質が良いものほどスモーキーさが少なく、甘みもまろやかで飲みやすいです。「紅茶のブルゴーニュ酒」ともよばれています。

主な効果・効能一覧
抗酸化作用(アンチエイジング)、抗菌作用、リラックス効果、脂肪の吸収を抑える、デトックス など

⑥ニルギリ (Nilgiri)

インド南部のニルギリ高原で生産されている茶葉になります。一年中栽培ができるので生産量も多く世界中で飲まれている紅茶です。クセがないため誰でも飲みやすく、ほかの紅茶とのブレンドも最適。ミルクやハーブ、スパイスなどにも相性がよく、幅広く使用されています。

濃いオレンジ色で香りは穏やか、渋みがマイルドでクセのない柔らかな飲み心地が特徴です。

ニルギリは水出しで入れるとカフェインレスになるため、妊娠中や授乳中、カフェイン摂取が気になる方にもおすすめです。

主な効果・効能一覧
抗酸化作用(アンチエイジング)、抗菌作用、リラックス効果、生活習慣病予防効果、デトックス など

まとめ

今回は紅茶の種類と効果・効能一覧をまとめてみました。良質で効果的な紅茶の選び、毎日の気分やライフスタイルに合った紅茶をぜひ楽しんでみてください

さらに健康に良く、効果的な紅茶を選ぶ際に気をつけたいことがあります。それは

「安価な茶葉、紅茶は避けること」です。

市販で購入できる安価な紅茶や茶葉には農薬をはじめ、マイクロプラスチックや添加物など健康を害する危険成分が多く含まれているものが多いです。

安心・安全で紅茶の良い成分を体に取り入れるためにも体にやさしい無農薬・オーガニックを選び、自分に合った紅茶ライフを楽しんでくださいね。

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